中部エリアの魔法少女

小さな頃から、地元の同人誌即売会に参加していたオタク少女。即売会のため原稿を制作するかたわら、実家（米農家）の手伝いをしたり、マガツヒを浄化したりと大忙し。普段は、おとなしく受動的な性格だが、変身するとためこんでいた感情が爆発するかのように明るくなる。御先神の「サド」は、日本酒が大好きなただの飲んだくれ。

まじめで、何事にも一生懸命に取り組む少女。やや人見知りだが、打ち解けると相手に尽くすタイプ。だが勝負事に関しては、負けず嫌いという一面もある。生まれつき、地元の山々の加護を受けているため、非常に運がよく、賭け事では負けなし。御先神のチョウさんは、博識で尊大な守銭奴（しゅせんど）である。

芸能伝統と機械いじりが大好きで、やや乱暴な口調の女の子。魔法少女として活動することに対して、「もう少女って年じゃねーだろ」とやや抵抗を感じている。突く・刺す・殴るのが得意な肉弾戦タイプだが、雷の日には御先神の「ししく」に乗り、遠距離タイプになる。ししくは普段は長毛のパグのような姿で、戦闘時には巨大な獅子舞となる。

寺生まれ、幼いころから「霊感がある」と噂されてきた少女。とてもマイペースで、ちょっぴりおちゃめ。いつもダルそう表情をしているが、魔法少女としてのやる気はあるようだ。小柄なわりに費用な健啖家（けんたんか）で、食べることが大好き。御先神の「えちぷく」は越前クラゲのような姿をしており、ふくとえちぷくは大の仲良し。

おちゃめで明るい性格だが、やや怒りっぽい。可愛くない方言ランキング１位になったことある甲州弁が恥ずかしく、普段は標準語で話しているが、怒るとつい方言が出てしまうらしい。富士山をめぐって、密かに静岡県の魔法少女をライバル視している。御先神の「モモコ」は、子馬の姿をしており、まじめで気が強い。

名家に生まれ、古風な屋敷に住んでいてるお嬢様。また、戦国時代や武将が大好きな歴女でもある。普段はクールで気だるげだが、戦国時代を語る時には目が輝く。戦国時代全般に詳しく、なかでも地元に縁のある武将については、非常にマニアックな知識まで持っている。御先神の「そばたつ」は、博識で優秀だが、やや年よりくさい。

明るく元気な双子の姉妹。姉の「ひだり」は能天気で好奇心旺盛、妹の「みのり」はおっとりしており、少々引っ込み思案。お互いのことが大好きで、特にひだりはまわりに引かれるほど重度のシスコンである。御先神の「花牛丸」はまだ幼く、御先神としては半人前だが、何事にも一生懸命取り組む真面目真な性格。

とても前向きで、無邪気な性格の少女。ちょこちょこと子犬のような動きで近づいてくるため、クラスメイトには愛玩動物のように可愛がられている。難しいことを考えるには苦手で、混乱すると「ガー！」と怒ってごまかす。御先神の「トロ」は、登呂遺跡で発掘された謎の手。ファンキーなナイスガイだが、まつりによくセクハラするのが玉に暇。

圧倒的な魔力を秘めた、野心家の少女。他人をこき使うのが得意で、誰に対しても敬語を使わない傲岸不遜（ごうがんふそん：相手を見下した態度）な性格である。学校の勉強はあまり得意ではないが、頭の回転は速く、いざという時の集中力もすさまじい。小学生ながら、他人を惹きつけるカリスマ性を持っている。御先神の「ノブナガさん」は、普段はコノハズクの姿をしているが、統から魔力を供給されると巨大化する。